西大寺の爺、町内・会を書く。

町内会、自治会の悩み多き日々。地域コミュニティ崩壊の瀬戸際。岡山市東区西大寺。saidaiji+jijih

保存会から「ちゃんとしれくれんと…」とのことを言われてしまった

ま、大したことじゃないんですけど、記録に残しておかなくては、という程度です。

本日、お昼頃歩いてましたら、某宅ご訪問中の保存会幹部のかたがおられましたので、ご挨拶しました。すると、「会議は?」との旨のご下問で、爺チョットとぼけましたら、町内会班長会・会長選出会議のことだという主旨のようでしたので、今晩だとの旨お伝えしました。

すると、表題の通り、ご激励を賜ったわけであります。一般的なお気遣いをいただいたとは思うんですが、保存会から町内会のことをアレコレ言われるスジでもないよな、と頭をかすめたのでありました。

月例開催の地域内の町内会長の会議(4月の時)に、爺が所属する町内会から責任者が参加して無かったので、おそらくそのことを指しておられるのだと想像します。一般的なことで、気遣いをいただいているようでもあり、上から目線のようでもあり、はたまた保存会と町内会の混同かもしれない、と想像したりと、爺の心中は複雑なのでありました。

件の保存会は、地域内の町内会長になったら自動的にその保存会の2号会員になることが、保存会の規則で決まっているらしいのです。一般的には「あて職」とでもいうのでしょうか…。

で、その保存会は神社なのです。切り詰めて言うと信仰の如何にかかわらず地域内の単位町内会の会長になったら保存会会員になるのが決まりである、との事みたいなのです。今更ねぇ~。こういったことを長年やってきて、あわせて保存会のために頑張ってこられたかたには、疑問にも思わないことなんでしょうけど、外来者でもある爺から見たら「奇妙」なこと以外の何物でもありません。

町内会は、地縁のみを組織原則にした任意団体です。町内会の側で、会長になったら神社保存会の会員になる、との規定はありません。当然、そういったものがあっては「地縁のみ」という原則が崩れることになるわけです。神道以外の信仰を持った人が町内会長になったらどうしたらいいのでしょう…。無信仰の人はどうするのが正しい振る舞いなんでしょう…。

「地縁」以外のものが地域の慣例となり、神社保存会の規則に明記されている、というある種の現在(現代)の不思議をどうにかする時期にきているな~と「ちゃんとしてくれんと…」発言から思ったのでありました。