西大寺の爺、町内・会を書く。

町内会、自治会の悩み多き日々。地域コミュニティ崩壊の瀬戸際。岡山市東区西大寺。saidaiji+jijih

神社:関係11町内会で30年前と同じ寄付金を集めることができるか。

<30年ほど前の修理>

午後、地元の神社が修復工事をした約30年前の資料を探しに2軒に伺いました。結果、寄付で集まった額は約840万円で1世帯当たりの平均額は約1万円だったことがわかりました。

<家数は増えているが>

当時より家数は増えています(5割強?)。このままの家数が維持される前提で考えるとして…。今後30年して同様額が修理に必要と仮定した場合、集めることができるか、関係する町内のうちいくつが「大丈夫」ということができるか、など問題山積と思われる数字が浮かび上がってきます。

コトの是非は別として、町内会加入すべての世帯がご協力いただけるとした場合、1世帯当たり6,500円が平均寄付額になる計算です。これを毎年の地区町内会費に上乗せしたら、現在100円/年の地区町内会費は、300円/年以上で30年続ける、という計算になります。こういったことができますかね…。

<宗教施設では行政からの補助も出にくいでしょうしね。文化財でもないし…。>

そもそも、宗教施設である「神社」「社殿」修復のお金を町内会が寄付として集めることの当否、これは慎重に考える必要がありそうです。
岡山市町内会ハンドブックには「地縁」以外の要素を含む町内会というのは好ましいものではないと読み取れる内容があり、爺もそのように思います。

<町内集会所なら宗教施設でないし、補助もあるんですけどね…。>

単位町内集会所ということになれば、新築の場合実支出額の1/3(上限350万円)の補助を受けることができますが、宗教施設抱き合わせではそれも難しいことでしょうし、さて…ふむ…う~ん、となりそうです。