先だって来、農業用水路に関係し区役所などの手を煩わせたりしています。来年多雨の時期に被害が起きないよう、などと考えゴソゴソやっております。
午前中、町内で「農」とりわけ「水田」に関係する人はどことどこだろうかということを調べに歩きました。
町内会の西半分は農業に関係する人がおよそわかっていますので、東半分のお宅の名前をプリントし、地域のコトに詳しい何人かをお訪ねしました。「うちは25年前くらいまで田植えをしていた」「Aさんはかつて農家だけど今は田んぼはない」「Bさんの水田はまだあるが、耕作を委託してしる」などという情報が、ほぼズレなくあつまりました。
現在のところ、町内会域では次のようなことが分かりました。
- 域内で現につくっている稲作水田はない(2018年が最後)
- 域外で自分が稲作をしている家はない
- 域外にある田んぼを委託し、他の人に耕作してもらっている家が9軒ある
- 域外の家を含め同じ農家組合としては分割前の旧町内会域におられる家もある
- 農家組合であつまることはほとんどなく、5月末頃の藻刈りのころに顔を合わせる程度
- 農業水利土木員をだれがするかというのは、難題
- 樋門管理、農業用水路・護岸管理を「農家組合」がやり続ける、という状況にない
などなど、でした。
夕方を中心に不在宅を再訪問し、「農家」のご意向を確認しました。いずれも、高齢化などで作業はできない、などとのことで、「農家」が軸になって農業用水を維持管理するのは難しいとのお立場でした。住宅地近くの道路、公園などが冠水・越水が起こっている現実をうけとめていただいたうえで、放置できないとのことでも同じご理解をいただいたと思います。対応については「農家」より町内会にお願いできればありがたい、お願いするほかない、などとのことでした。(農家の)自分たちでするので町内会は関与しなくても大丈夫、などとの反応はゼロでした。
樋守りを手伝っているお宅では、この間の経過を以前にもお伝えしていましたので、より率直なお話ができました。家庭の事情で樋守りができない状況があり、返上のお立場はその通りでした。一方、役所経由で知らされた農業水利土木員の立場は「改めて頼んでみる」との旨のことでした。明確なズレがあります。ある意味、結果は見えているのかな~と思います。
今期は、高水位の時期は過ぎていますので、問題は来期です。樋守りをちゃんとする人が見つかるかどうか…。伝えられるところによると、「わしらはちゃんとやっている」「(町内会の側が)あれこれ言うことはない」との発言が続いているとか…。
さて、来年の梅雨時期など、町内で冠水・越水が起こらないよう、どのようにするか、頭が痛いです。