西大寺の爺、町内・会を書く。

町内会、自治会の悩み多き日々。地域コミュニティ崩壊の瀬戸際。岡山市東区西大寺。saidaiji+jijih

市役所へ電話してみた。外国人、独居老人などのケアに補助金は無いか

爺は、町内会の会計係です。やりくりに苦労してます。いただける補助金があるのならぜひにでも得たいと願っている「守銭奴」です。

<外国人関係、国際化>

外国の人の居住が増えつつあります。3年前に1件あり、その時は何の対応もできませんでした。町内会費は会社経由で支払いがあり、ご本人たちともほとんどコンタクトがないという状態です。2件目が昨年7月、3件目が昨年10月に、そして4件目がこの5月頃になりそうです。

2件目以降、町内会と近隣が協力して、地域コミュニティの一員として仲良く生活することを努力しています。最初に問題になるのが「ゴミ出しルール」です。1件目のときはなかなか改善まで至りませんでした。2件目、3件目はその教訓を生かし、隣家に特別な協力をお願いし、トラブルが起こらないようしています。現在に至るまで、ほぼ問題なくやれています。

この大きなチカラは、地域が外国の人を遠ざけない、積極的にコミュニケーションして地域の一員として迎え入れる、ということだったかと思います。

生活に必要な物品、とりわけ温かい国から来て、初めて冬を迎える状況を、会社や管理団体が十分にケアしない状況を察知して以降、多くの方のご協力で寝具や暖房器具の調達をすることができました。買えば相当な金額になる物品ですが、「困っておられるなら」「今、使ってないから」など温かいご協力があって、みな無事に冬を越すことができました。

4件目の人は、3件目の人たちの友人です。現在住んでいる場所は、一昨年の11月に来てから、近所つきあいはおろか挨拶すらない地域だそうです。3件目の歓迎パーティに同席した際、日本人がいることに驚いたそうです。そして、故国の家族を呼びよせるのにあたり、ぜひ、この地域に住みたいと思うようになったそうです。

<独居見守り>

爺が所属する町内会では、役員に独居老人宅が何軒か割り振られ、「見守り」の活動があります。また、最近はその現況調査も行い、独居老人対策は待ったなしだな~と思いました。

民生委員と連絡を取り合ったりもするのですが、町内会がどこまでかみ合えばよいのかわからないこともいっぱいあります。しかし、町内で仮に孤独死とでもなれば、「何してたんだ町内会は」との叱責に襲われるということも、あながち想像できないことではありません。しかし、役員はほかにも仕事がありなかなか十分なフォローができない状況です。近隣に見守りをお願いしたりすることでもしなければ、手が回らない、という現状です。

なので、補助金などインセンティブとなるものがあれば、役員以外に委嘱して見守りを効率的に進めてもらうなどのこともできるのですが、町内会自体には余裕もなく、現実にはできない…という悩みであります。

<すぐ使えそうな「補助金」はない>

先ほど返事がありまして、外国人、独居老人などのケアにかかる町内会活動の補助はないそうです。

必要なところに、苦労しているところに、行政の光はとどかないのねぇ~と残念な気持ちいっぱいの爺でありました。