本日午前、区役所の2階と3階に行ってきました。
用件の中心点は、農業用水路の維持管理(主に、瓶缶清掃、護岸補修、周辺雑草、樋門管理)に関係することです。
本来、3階の仕事なのですが、町内会の立場としては、入口がどこなのかシッカリ見極める必要があります。なぜなら、用水路に関する国や市の施策は、「農」の人を軸にして組み立てられているからです。町内会はその主体になれず、用水路清掃などの作業が放置されている現状を、「行政」としてどうとらえているのか、ということで2階にお邪魔させていただきました。
2階・環境担当の応対は、瓶缶など引き上げていただいたものは可燃・不燃に分けていただいて、その上でご連絡いただければ、ということでした。実際に用水に沈んでいるゴミの状態を知れば、簡単に「可燃」とか言えないのですけどね…。
話はだいぶ聞いてはくれましたが、やはり担当部署は3階だということでした。で、爺、ゴネマシタ。それを知っていても2階に来た意味、考えてほしいのだと。農の担当はそこから頭が離れない、水田がなくなり、高齢化が進み、住宅地になっている現実から考えると、住宅地の住人と齟齬が生まれているのだと。
農業水利土木員に活躍してほしいところですが、それはできない状況です。
町内会側の立場としては顎が食い違ったという印象でした。そのうえ、樋守りの費用は支出されていて、実効は爺が見る限りどうなんだろうか、という印象です。
農業水利土木員が「準公務員」扱いで職務も一定明確であることを考えると、いかにも残念なお話でした。土地改良区にも電話してみましたら、用水路のことは区役所へということで電話番号の案内をいただいただけに終わりました…。
爺が所属する町内会、ここ5年ほどのことではありますが、護岸補修、護岸そばの雑草刈り、用水路の瓶缶掃除などをやってきました。それなりに努力しているつもりです。しかし、「いつまで町内でするのか」「農業水利土木がやれば浚渫の公金が支給されるが…」など、責任と作業分担はどうなのかという疑問は、存在します。
そして、もっとも気を遣うこととして、574樋門の越水をお知らせしました。実際の樋守りの体制も知っていますし、現実は困難な状況であることも明らかです。
しかし、町内会は、越水を食い止める責任組織にはなりえません。権利能力なき任意団体にしかすぎません。ならば、公の立場にあるところで来年の水位上昇時期にしっかり対応していただきたい、とお願いするほかありません…。樋守りをどうするのかと…。そのほか、私有地を含む雑草茂る「底樋」周辺、暗渠でたところで瓶缶がものすごい量になる悪水、などのこともお伝えしました。
あれこれ言い、一週間後くらいに、なんらかの返事をいただくことにして区役所3階をあとにしたのでした…。