西大寺の爺、町内・会を書く。

町内会、自治会の悩み多き日々。地域コミュニティ崩壊の瀬戸際。岡山市東区西大寺。saidaiji+jijih

水害時浸水最高2mが予想される地域なので…。

爺周辺の水害は、「概ね150年に1回程度起こる大雨(吉井川流域で48時間の総雨量が270ミリメートル)」(岡山市サイト該当頁)という想定で予測され、ハザードマップが作られています。

【東警察署、バスセンター、ふれあいセンターなどの浸水は最高2m程度か…】
【東警察署、バスセンター、ふれあいセンターなどの浸水は最高2m程度か…】

区役所・百花プラザのあたりは1m未満の地域のようです。

最高2mと言えば、まあ、普通の家で1階は、アウトということでしょうか。床上浸水以上のことを覚悟しなさいというようなことでしょうか…。2階がある家は「垂直避難」できますが、平屋のお宅はどうするか…考えればキリがないことです。それも、町内会が全部責任を負うというようなことにはなりませんし…。「自分の命は自分で守る」という国の防災計画の基本との整合性で町内会がミスリードするわけにもいきません。せいぜい、情報提供ぐらいしか…いやいや、それでは災害弱者が多い地域としてどうなんだ…と堂々巡りです。

<平屋の調査>

昨日、町内に平屋、またはそれに似た状態のお住まいがどれくらいあるか調べました。本日、外見からだけではわからないお宅を数軒訪ね、確認作業を行いました。

平屋建ての営業店、アパートで1階のみが専有部分、など位置づけをどうしたらよいのかわからないお宅も含め、2階が無さそうだ、垂直避難ができないだろう、と思える建物が40軒以上というのが分かりました。結構な割合いになる軒数です。

もともと住人年齢が高い地域ですから、俊敏に動けるということは考えにくいし、「災害情報」に強い人ばかりとは限らない、で、誰が声掛けや援助に行くのか、と課題山積です。

町内のおよそ2割以上の軒数が平屋、同約5割が敬老会の招待を受ける、という現状から、どう災害時に対応したらよいのか…。「自分の命は自分で守ってください」と伝えに行くことすらできないのではと…。