西大寺の爺、町内・会を書く。

町内会、自治会の悩み多き日々。地域コミュニティ崩壊の瀬戸際。岡山市東区西大寺。saidaiji+jijih

赤い羽根募金の戻り金

先月、地区町内会で「赤い羽根募金」戻金を単位町内会に還付しない代わりに、消防後援会費の一部に当てたい、との提案がありました。爺が所属する町内会は、お断りし、現金を本日受け取りました。

赤い羽根募金の戻金は、それはそれ。消防後援会支出はそれはそれ、と爺は思います。主旨の異なるお金であること、年度途中の提案であることなど、性急な提案・議決は如何かというような思いがありました。他の町内会が同意されたので、爺が所属する町内だけが現金を直接受け取るということになりました。

<消防後援会>

「消防後援会費」は、消防団活動に対する地域の後援費で、町内会員一軒当たり300円程度の負担になっています。当然、単位町内会の支出費目に上がっています。これが、会計処理の見かけ上30%程度(赤い羽根戻金がおよそその程度の金額になる)減る計算です。

募金戻り金を計上しない代わりに消防後援会費も減額になっている…。実態は、単に会計操作ということですけど、会計のやり方によっては出入り記帳が省かれる町内会も出てくるかもしれませんね。

この消防団後援会費としての「支出」、爺は単位町内会の会計係ですけど、実態はよくわかりません。だから、支出停止だとか言っているのでもありません、今のところ。消防団がなくなっても仕方ないとも思っていません。依頼があって、新たな団員募集のため何人かのかたにお願いしたという経過もあります。

<一部とはいえ、見えているものが見えなくなる可能性>

赤い羽根募金の戻り金は、納入単位町内会ごとにその納入率により額が変動するという仕組みになっています。上納した、戻金はこうですよ、というのが会計年度の記録に残るのは大切だと思います。

消防後援会費支出に、なんらかの疑問がある、まあ、仮の話ですけど、そういうときに大きなバックボーンは自律的にお金を出しているかどうかということでもあると爺には思えます。

紅白餅の色の違いは別にし、餅は餅だとわりきるのかどうかということでもありますが、会計性質が異なることを考えると、会計主権というか自律性というか、単位町内会としての立ち位置を確保しておきたいと思う爺でありました。

ま、ある意味技術的なことでもありますが…。爺は、筋は筋、と思いたいです。